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平成18年3月27日号 日経ビジネス
ボーダフォン買収で携帯放送、ヤフーで値下げ
ソフトバンク、秘めた新構想
独自の携帯向け放送参入へ
だが今回の買収の裏には、孫社長が会見で明かさなかった壮大な事業計画がある。それは、携帯電話向けの放送サービスを自ら手がけること。「ボーダフォンを買収して、豊富な情報を広域に届けられる周波数を得た。これを使ってソフトバンクグループがもつ様々な情報を携帯電話向け放送サービスとして提供出来る。
- - - - ワンセグは無料の地上デジタル放送をそのまま携帯電話に配信するだけなので、携帯電話会社にとっては「情報の運び屋」の側面が強い。
- - - - こうした孫社長の壮大な構想は、すべてボーダフォンの保有する約60MHZという潤沢な周波数があって、初めて成り立つのだ。ソフトバンクは独自に新規参入で携帯電話の割り当ても受けているが、「周波数が10MHZ幅で(携帯放送の)実現は不可能」
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上記記事の読み方
本内容は本年2月22日に報道された、移動通信事業者が放送参入をにらむ、記事と同様に携帯電波を利用した放送サービスへの参入になる。
ワンセグの開始と共に、綺麗、何処でも見えるなどの記事が出ているが、導入期の議論が過ぎれば話題は携帯ユーザー向けに望まれる番組とは何かになり、家庭で、椅子に座って、ゆっくり見ることを前提に作られた地上波デジタルと、外出時間に、立って、隙間時間を利用して見る携帯との違いをどうするかの議論になってくる。
午後7時以降がゴールデンタイムになる地上波デジタルとは異なり、携帯ユーザーでは朝の通勤時間、ランチタイム、アフターファイブより家に帰るまでの時間帯が重要になると思われる。
例えば、朝の通勤時間では簡潔にポイントを説明した経済ニュース、ランチタイムでは昼食の話題用に芸能・音楽番組、アフターファイブでは中食(なかしょく)・新しい商品の紹介など、それぞれの時間帯に合った番組提供が求められる。
ユーザーよりモニターとしてデータを使用することに対する同意を番組の無料提供などで得る必要はあると思われるが、現行の視聴率調査とは異なり特別な機器をセットすることもなく携帯電話では属性別のデータが取れるので、ユーザーが求める番組作りは現在より容易で、焦点を絞った番組提供が期待され、その結果として有料番組も多くのユーザーに受け入れられる可能性がある。
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