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平成19年1月4日日本経済新聞
ドコモの次期高速携帯
コスト1/10で速度260倍
10年メド料金に下げ余地
NTTドコモは2010年をメドに、携帯電話を使って光回線並みの速さで通信が可能になる次期高速通信サービス「スーパー3G」を低コストで導入する。現行の第三世代(3G)携帯サービスに比べ通信速度を二百六十倍に引き上げるが、主要設備を改良して使い続け、投資額を第三世代の十分の一以下に抑える。
- - - - パソコンで使うような大容量のデータファイルも送受信出来るようになる。
- - - - 契約する携帯電話会社を移っても電話番号を変えずにすむ番号継続制度が昨年十月に始まり、料金競争が激化している。ドコモは通話料が高くては顧客獲得が難しいとみて、設備投資を抑制する。
平成19年1月5日 日本経済新聞
ドコモ、日テレに出資
133億円で3% ワンセグ連携強化
NTTドコモは4日、日本テレビ放送網の発行済み株主数の3.0%を取得したと発表した。携帯電話のブロードバンド化(高速大容量化)や携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」の活用を視野に、映像作品の製作や技術開発で連携する。
- - - -ドコモは06年以降、メディア各社との連携戦略を加速している。- -
- いずれも将来の高速通信サービス導入に向けて映像作品を確保する狙いがある。
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上記記事の読み方
上記二つの記事は密接に結びついており、携帯電話の技術革新が携帯電話の文化を変える大きな転換点に来ていることを示している。
携帯電話の高速化と規格の共通化により携帯電話のインターネット化がかねてより予想されていたが、これが現実になりつつある。 現在の情報量の260倍の送信が可能になり、コストは10分の一になることで、供給力に見合った需要を誰が提供するかがポイントになる。
現在は携帯電話事業者がインフラ整備よりコンテンツ供給まで全てをコントロールしているが、供給力の急増によりこれに見合った需要創造が携帯電話事業者だけでは出来なくなる。
このために、コンテンツアグリゲーター(コンテンツを纏めて一括供給する会社)がMVNO(携帯電話回線を借りて携帯電話事業を行う会社)として主役になる可能性が高い。有力なコンテンツアグリゲーターとして挙げられるのは、衛星放送を纏めているスカパー、ケーブルTVを纏めているJ:COM、ITSCOM、インターネットを纏めているヤフー、ニフティ、ビッグローブ、ギャオ、エイベックスなどになる。
これらの会社は片方向の放送コンテンツと双方向のコンテンツとを供給しているが、今後携帯電話にも現在米国のケーブルTVに行われているがごとく、細かいセグメント別顧客を満足させる百チャンネルを越す放送サービス時代になる可能性がある。
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