|
平成20年6月3日
携帯電話の盗聴、データカード受信内容の傍受、パソコンよりの微弱電波の傍受、会議室の会話内容の盗聴にはどう対応するべきか
1.携帯電話の盗聴
最近の携帯電話はあらゆる面で高機能化が図られており、便利で日常生活に欠かせないものとなっている。高機能化の一つにSIMカードの採用があり、このカードを差し替えることにより自分の使用している以外の携帯電話でも簡単に自分の携帯電話と同様に使用することが可能になっている。
言い換えると、SIMカードのコピーを作れば元の携帯電話の所有者の交信内容を盗聴出来ることになる。無線は指向性アンテナを利用して発信されているとしても広範囲に同じ内容が受信可能であるために、受信者から見えないビルの陰などで盗聴することも可能になる。
対策:SIMカードの内容変更の受付、SIMカード差し替えが出来ないように暗証番号などで鍵をかけることなどを携帯電話会社に望みたい。また、携帯電話使用者は携帯電話を手元から離してはいけない。良く机の上に放置したまま席を立つ人を見かけるがこれは悪意を持った人間からすると絶好の機会になる。
2.データカード受信内容の傍受
データカードは基本的には携帯電話と同じなので、上記と同様のことがあり得る。仮に重要顧客を迎えるためにインターネットで調査をするとライバルからはどの会社を待っているか分かることになる。また、その日の夕食の予約申込などを行っているとその日には家にいないと言っていることに等しい。パソコンの受信内容は携帯電話でも受信出来るので、傍受する人間がパソコンを使っているとは限らない。
3.パソコンよりの微弱電波の傍受
パソコンのUSBから微弱電波が漏れており、送信者がインプットしているID、パスワードの傍受が可能である。場合によっては数十メートル先で感知される可能性もあると言われているので、同じ部屋にいる場合には問題なく受信可能になる。
対策:USBより電波が漏れることがないようにメモリーカードなどで塞ぐ。この場合にワイアーのついている機器をつなぐと傍受がより容易になる可能性があるので注意する必要がある。
4.会議室の会話内容の盗聴
会議室に盗聴機器が知らぬ間に設置されている場合がある。特にオフィスのレイアウト変更後などには注意を要する。
対策:盗聴機器からは通常盗聴内容を他の場所に転送するために発信機がついているので、盗聴探知機を利用して発信源を探す必要がある。盗聴探知機は秋葉原などで数千円で売っているので会議の前には念のためチェックすることが望ましい。盗聴内容の発信電波はほとんど気がつかない程度の発信機であっても相当遠くまで飛ぶので、盗聴探知の会社が通りを車で受信しながら盗聴されている事務所、自宅を発見することが可能なほどである。盗聴発信機には電源が必要なので、電源そのものや、電源につながっているのものに仕掛けられている場合が多い。
|